りんご台風

 青森生まれ故に、それほど台風で学校が休校になる経験がない。台風は東北地方へは逸れるか勢力を弱めて到達する。
 ただ、一度だけ強烈に経験した記憶がある。それが1993年の、いわゆる「りんご台風」だ。


 近くのりんご農園などで大量のりんごが落ちてダメになってしまった災害。
 その台風時に小学校は休校になった。
 学校は休みだが、外へは出られない。
 私はずっとテレビの台風情報だけを見ていた。繰り返される情報、映像を飽きずに何時間も見ていた。
 室戸岬は高知にあり、潮岬は和歌山にあることを覚え、満潮の時刻を過ぎてもどう潮位が変化したのか分からないテレビの台風情報。
 その時は、他の地域を心配に思いながらも大部分は無感情で見ていた。


 そうした記憶を、台風が来ると度々思い出す。

私、待つわ

 パソコンが起動してから安定するまで、30分以上かかるようになった。もう5年も使い、時には壊し、酷使し続けたものだ。老化も仕方がない。今冬にもWindows7の広まりと共に買い換える予定である(財源の確保には至っていない)。もう少しの辛抱になるかな。


 最近はまだ安定していないにも関わらず強引に動かすために、さらに負荷がかかることが多かった。そのイライラは募る。待っている間に別のことをしたらいいのに。最優先事項がそれだったりするから。


 30分以上かかると断定したからには、そういうものだと思っていかなければならない。パソコンを修理に出している間の日常はヤケに有機的だったりする。本でも読もうかな、とか。家で。それと同等くらいの認識に持っていかなきゃならないんだと自分に言い聞かせなくてはならない。


 そんな、自分のためだけの日記だった。

「死語」の世界

 「死語」の中で、どの言葉がお好きですか?


 変わり続ける時代の中で、生み出されては消え行く言葉、それが「死語」です。その言葉が生きていた時代があるからこそ「死語」となりえるのでしょう。たぶん、江戸時代の人も、「ええじゃないか」を一時はバンバン使っていたと思います。踊りつきで。


 そんな「死語」のさまざまを楽しめるイベントが開催されることになりました!

 2009 11 21 [Sat]
 死語好きが集まって生まれたイベント
 死語ナイト 
 〜恥ずかしさと思い出し笑いで供養する会〜


 場所 TOKYO CULTURE CULTURE
 Open 12:00 Start 13:00 End 15:30 (予定)
 前売り券1500円 当日券2000円(共に飲食代別途必要ワンドリンク390円〜)

 
 【出演者】
 なっつん(mixi「死語大好き」コミュニティ管理人)
 工藤考浩(デイリーポータルZ) 
 あまやん 
 あなたの肉野菜(TBSラジオ「JUNK」などで活躍)
 岡田あづま(TBSラジオ「JUNK 伊集院光 深夜の馬鹿力」などで活躍)
 田村R(SPA!「バカはサイレンで泣く」、サラブレますざぶ」などで活躍)
 哲ひと(週刊ファミ通「町内会」などで活躍)
 本多平八郎(「ハガキ職人ナイト!」を運営する『挿図』メンバー)
 【企画・司会】
 テリー植田(東京カルチャーカルチャー・プロデューサー)


 http://tcc.nifty.com/cs/catalog/tcc_schedule/catalog_090915202583_1.htm


 このイベントに、私こと本多平八郎も出演します。申し遅れました。このブログの作者は「本多平八郎」と名乗ることが多いです。


 死語について、ちょっと興味がある方は是非いらしてください。ちなみに、私の好きな死語は「みーてーるーだーけー」です。

いいと思います

 全く積極的では無いので、せっかくメイドバーへ行ったのに、一緒に行った人と普通の会話をしていた。


 それではイカンだろうと、店側が料理の説明をしに来た。このカクテルのベースは何だと思います? 云々…。
 それに対し、もちろんこちらも会話に乗る。


友人「じゃあ、飲んでみるかな」
店員「お客さん、水が必要になりますよ」
友人「うわっ、辛い! タバスコ入ってますね。水下さい」
店員「分かりました!」
私「クスクス」
店員「お待たせしました!」
私「水が2つ。ああ、私も飲めと」
店員「どうぞ」
私「うわあ、辛いなあ。ここのオリジナルメニュー面白いなあ。他のにも挑戦してみるかな」
店員「いいと思います」


 あ、会話終わった。確実に会話を終わらせたぞ。この店員、何にでも使える万能な言葉として「いいと思います」を使っているな。
 それを言われて去った後の、こっちの取り残され感たるや。


 絶妙なストッパー用語ですね。

千葉県知事

 とある用件で千葉県から認可を取ることになり、千葉県庁から書類を頂く。


 書類には千葉県知事に宛てた申請書が書かれているのだが、その名前が「鈴木栄治」になっていた。
 鈴木栄治って誰? 千葉県知事は森田健作だったはず。その前は女性知事だ。さらに前は、沼田タケシという方だ。昔ラジオで、「♪セーラー服を、沼田タケシ〜」という替え歌を聴いたことがあるので覚えている。替え歌の出来はともかく。
 調べていくと、「鈴木栄治」というのは森田健作氏の本名であることが分かった。公文書などでは「鈴木栄治」という名前を用いているらしい。


 「千葉県知事 鈴木栄治」。普通にジジイみたいな名前だ。知事の名前としてはドンピシャ。

ブログとは

 始めます。


 一番最初にブログを始めたのは、2003年の2月。当時は「コメントがつけられる日記」という印象ですぐに飛びついた。それ以前はホームページの日記を書きつつ、掲示板で反応を見るというのがスタンダードだった。
 ブログの導入は、「はてなダイアリー」が最初だったように思う。私も、「はてなダイアリーβ版」から登録していた。それから3〜4年程度、1000日くらいは書いていたはず。
 生憎、大学入学後の毎日パソコンに向かわない生活が日常化してフェードアウトしていったが、その内に「ブログ」というものは大衆化されていた。一部の層、自らがウェブを通じて発信したいことがある人たちだけだったブログは、もはや書くこと、書いたことを通じて繋がるのが普通であるかのようになった。商業的な意味で情報を発信するツールにもなった。日本だけなのかな。


 そういうのは未だに書く意味を感じないなと思いつつ、何かを発信していく可能性を失ってはいけないな、ということで、また開始させようかと思います。


 が、今のところ書けそうな出来事と言えば、「土曜日に六本木で塩爺を見た」くらい。私が見たのが本当に塩爺だったのか、確認しようと塩爺のブログを探したものの見つからず。
 塩爺が自身のブログで六本木の空とか撮影してたら目撃確定なのに。わりと若い女性と居た。